July 27, 2004

CEDEC2004

[ Category : Event ]

今年もCEDEC(CESA Developers Conference)が2004年9月6日(月)・7日(火)・8日(水)の3日間開催されます。

今年から3日間になり、セッション数も増えて規模が大きくなったCEDECですが、一般的な概要は他のWEBサイトに任せるとして、tkrte!では「ゲームデザイン」のセッションを中心に見て行きたいと思います。


以下がCEDECのセッションスケジュールです。


セッションのジャンル分けで、「ゲームデザイン」というジャンルも存在しています。例えば一日目の例では、

  • 戦略的プロデューサーのすすめ~ゲーム開発の現場に『戦略』を持ち込む~
  • 成功するオンラインゲーム企画の主眼点
  • オンラインゲームのビジョン
  • ストーリー創作の心術Ⅱ‐1
  • 遊び学に基づいた面白いゲームの開発手法
  • 次世代プラットフォームにおけるチャレンジ:欧州の独立系デベロッパーはどう進化しようとしているか
などが「ゲームデザイン」に分類されているセッションです。一日目だけでもかなりの数のセッションが「ゲームデザイン」に分類されています。3日間で計21セッションにもなります。

「ゲームデザイン」を表に出している例が国内ではなかなか無い中で、CEDECが「ゲームデザイン」と言うジャンル分けをしているのは評価に値すると思います。

気になるセッション

個人的に気になるセッションを挙げてみます。


遊び学に基づいた面白いゲームの開発手法

ナムコの岩谷さんによるセッションです。昨年も同様のセッションが開かれていました。私は昨年CEDECに参加したのですが、登録が遅かった為にこのセッションを受講できませんでした。人気が高いセッションで現在(2004-07-27)既に定員残り50%を切っています。恐らくゲームデザイン的な話が中心になるだろうと思われるので大注目のセッションです。

韓国の人気オンラインゲームクリエータたちのゲーム設計思想研究報告

韓国と日本でヒットした韓国産オンラインゲームを開発した有名クリエータたちが持っている'彼らだけのオンラインゲーム設計思想'を直接取材して,日本のオンラインゲームクリエータたちが分からなかった核心的な内容を研究,分析レポートする予定。
とのことでなかなか興味深いセッションです。特に韓国の情報自体が少ないのでそういった意味でも注目だと思います。

ペンギンのすすめ

「ゲームデザイン」に分類されていないセッションですが、個人的に気になったセッションです。「パラッパラッパー」などで知られる松浦 雅也さんのセッションです。内容は、「常にエンタテインメントの世界で勇気を持って新しいことにチャレンジし、切り拓いていくファーストペンギンであり続けることの意義などについて、お話します。」とのことで興味深いです。

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